双葉にホテル、5月1日オープン 原発事故後初、宿泊需要応え

 

 北海道で高齢者介護事業やホテル事業などを展開するアルムシステムは5月1日、双葉町中野地区に「ビジネスホテルARM(アルム)双葉」を開業する。同社が19日、発表した。東京電力福島第1原発事故で全町避難が続く同町に、宿泊施設が開業するのは事故後初めて。

 ホテルは木造2階建てで、シングル、ツイン、ダブルの客室計134室、食堂などを備えている。町が目標とする2022年春ごろの帰還開始に向けて準備を進める町民、復興事業に携わる作業員らの宿泊需要に応える。

 同町中野地区は20年3月に避難指示が先行解除された。ホテルは県アーカイブ拠点施設「東日本大震災・原子力災害伝承館」や町産業交流センターに隣接しており、ビジネスや観光での利便性の向上が期待される。

 宿泊などの問い合わせはアルム双葉(電話0240・23・6040)へ。