福島空港、利用者が過去最低  新型コロナ影響、20年度7割減

 

 2020年度の福島空港の利用者数は前年度比19万1366人(73.7%)減の6万8355人で、1993(平成5)年3月の開港以来最低となった。新型コロナウイルスの感染拡大で国内線定期便の運休や減便が相次いだことに加え、台湾やベトナムなどからの国際チャーター便が全便中止となったことが要因とみられる。国際チャーター便がゼロとなるのは開港以来初めて。

 県が19日、発表した。県のまとめによると、20年度の国内線定期便の利用者は前年度比16万9309人(71.8%)減の6万6371人。大阪便が5万4174人(前年度比12万3189人減)で搭乗率46.9%(同10.4ポイント減)、札幌便が1万2197人(同4万6120人減)で搭乗率36.8%(同26.8ポイント減)。新型コロナの感染拡大による旅行や出張需要の縮小が大きな打撃となった。

 国内チャーター便は24便(同31便減)で、利用者は1576人(同1675人減)と半減した。19年度に174便が運航、2万667人が利用した国際チャーター便は本年度も再開のめどは立っておらず、県は「感染が収束に向かったときに機動的に対応できるよう、ベトナムや台湾などの状況収集に努めるしかない」(空港交流課)としている。