福島市、高齢者向けコロナワクチン接種始まる 施設入所者から

 

 福島市は19日、新型コロナウイルスワクチンの65歳以上の高齢者向け接種を始めた。高齢者施設の入所者らから優先的に接種を進める方針。この日は10施設で290人が接種を受け、市保健所によると重篤な副反応は確認されなかった。28日までに対象約8万5000人の約2%に当たる1785人の1回目の接種を行う。

 介護老人保健施設生愛会ナーシングセンターの接種の様子が報道陣に公開された。入所者は事前問診の後、同センターの医師から接種を受けた。

 生愛会グループの本間達也理事長は「1年間以上、緊張感を持ちながら感染症の予防や対策を講じてきた。医療と介護の提供の安心につながる」と語った。

 白河でも接種開始

 白河市も19日、65歳以上の高齢者が対象の新型コロナウイルスワクチンの集団接種を開始した。市国体記念体育館と特別養護老人ホーム施設の2カ所で145人が接種した。9人が会場を訪れなかったため、医療従事者9人がワクチンを接種した。

 予約登録に基づき、生年月日の早い人から接種され、8月上旬までに約1万4000人の希望者が2回の接種を終える予定。

 同体育館では、予約した市民が受け付けから30~40分程度で接種を終えた。市が事前に実施した訓練では、予診票の確認に時間がかかったことから、人員を増やすなどして対応した。

 市は、23日まで同体育館などで975人分の接種を進め、5月10日の週に2回目の接種を行う予定。5月中旬からは、3会場を追加して8月まで継続的に接種を行う。