あづまや、庭石を配置 福島・自宅庭園を地域の憩いの場に提供 

 
建設したあずまやの前で笑顔を見せる高橋さん(左)と妻トシ子さん

 福島市飯野町の農業高橋猛雄(たけお)さん(78)が、自宅の庭園に地域住民の憩いの場となるあずまやを建設した。高橋さんは「散歩の途中などにあずまやで休憩してもらい、美しい花々の観賞や、住民同士の交流を楽しんでほしい」と話している。

 高橋さんは約30年にわたり、地元の建設会社に勤めた。「長年の経験を生かしたい」との思いから昨年、所有する重機を使って、畑があった場所に約500平方メートルの庭園を整備した。

 あずまやの高さは約3メートルで、庭園の中心に建設した。建設は高橋さんの知人であり、住宅リフォームなどを手掛ける郡山リペア(郡山市)の大河内吉勝社長に依頼した。庭園周辺では現在、ハナモモやスイセンが見ごろを迎えている。

 庭園にはあずまやのほか、高橋さんが収集した庭石約60個を1~2メートル間隔に配置。石材加工を手掛ける「ビーエス・シダ」(福島市飯野町)に依頼し、自身の名前を冠した庭園の名前「猛雄庭園」の文字を刻んだ石も庭園入り口に設置した。

 高橋さんは「あずまやで過ごす時間が楽しみ。地域住民や家族との交流を大事にしていきたい」と妻トシ子さん(79)とあずまやの完成を喜んだ。