古式ゆかしく鎮火の神事、無災害を祈る 会津美里・伊佐須美神社

 
1年の安全を祈願した伊佐須美神社の鎮火祭

 会津美里町の伊佐須美神社は15日、同神社で防火を願う鎮火祭を行った。古くから伝わる作法で、参列者らが1年の安全を祈願した。

 鎮火祭は、万一の際の消火の方法を受け継ぐとともに、災いが収まることを祈る行事で、千年前から伝わるという。火を消す一連の動作が古式にのっとり行われた。神事では、境内に二つの穴が掘られ、ご神火でスギの枝などに火が付けられた。ヒョウタンに入った水に植物を浸し、植物から垂れ落ちる水で火を消し、さらに砂をかぶせた。

 沼沢文彦宮司は神事後、消防関係者の労苦に感謝し「予防活動をしっかりやっていただき、災いのない年になるように願っている」と話した。