飯舘に花咲く新名所 チューリップ農園開園、46種類25万本

 
25万本が咲き誇る「チューリップ・花農園」

 飯舘村佐須に整備が進められていた新名所「チューリップ・花農園」が完成し、20日、現地で開園式が行われた。原発事故で住民帰還の足取りが鈍い中、関係者がにぎわい創出や交流人口拡大に期待を寄せた。

 農園整備は「飯舘村農地再生フラワーガーデンプロジェクト」と銘打った福島市のふくしま未来研究会と建設会社ホクショー、飯舘村に拠点を構える地域創造研究所による共同事業。相馬福島道路の霊山飯舘インターチェンジから車で数分の場所にあり、牧草地だった3.8ヘクタールの農園に赤や黄、ピンク、白、黒など46種類、約25万本のチューリップが咲き誇る。

 開園式で、ふくしま未来研究会の佐藤勝三代表理事、ホクショーの但木傑社長、地域創造研究所飯舘事務所の菊野里絵所長、地権者の菅野典雄さん、佐須地区の菅野宗夫行政区長がテープカットを行い、開園を祝った。佐藤代表理事は「この場所を起点に交流人口が増えることを期待している」とあいさつした。

 村在住の川井幸子さん(67)は「開園を心待ちにしていた。住民の交流の場になると思う」と笑顔を見せた。入園無料。開園は5月9日までの午前10時~午後4時だが、開花状況によって開園期間は変わるという。問い合わせはホクショー飯舘事務所(電話0244・26・6244)へ。