水素社会へ意見交換 福島県とデンマーク、再エネセミナー

 
本県とデンマークの再エネ推進の取り組みについて意見交換したセミナー

 脱炭素社会の実現や再生可能エネルギーの推進に向けた本県とデンマークの取り組みを紹介するセミナーは21日、オンラインで開かれた。県と、再生可能エネルギー関連産業の育成支援に取り組む県の「エネルギー・エージェンシー・ふくしま」(EAF)、駐日デンマーク王国大使館、デンマークの官民機関「ステート・オブ・グリーン」の主催。

 パネル討論ではEAFの服部靖弘代表、産業技術総合研究所福島再生可能エネルギー研究所の古谷博秀研究センター長、ハイドロゲンデンマークのタイス・ラウストセン・イエンセン長官が本県とデンマークの連携による水素社会の実現について意見交換した。

 服部代表は「デンマークは風力の先進地で学ぶことが多い。日本側にも優れた技術があり、両地域の企業が共同できれば」と述べ、古谷研究センター長は「県内の主要都市とデンマークの都市が連携して水素社会の実現を模索する形もあり得る」とさらなる関係強化に期待を寄せた。

 席上、EAFとステート・オブ・グリーンの再エネ分野での連携に関する覚書の更新調停式を行った。2019年に締結した覚書で、引き続き再エネに関する情報交換を行い両地域の企業間連携の強化を図る。