日本酒「楢葉の風」完成報告 町産コメ使用、風評払拭へ決意新た

 
楢葉の風を手に風評払拭を誓う関係者

 楢葉町産のコメで仕込んだ日本酒「楢葉の風」の完成報告会が20日、町サイクリングターミナルで開かれた。関係者が自慢の日本酒の発信を軸に風評払拭(ふっしょく)に向けた決意を新たにした。

 楢葉の風は、町振興公社などでつくる「楢葉の酒づくりプロジェクト委員会」が企画し、今年で4年目。町産米を使い、姉妹都市の会津美里町の白井酒造店が純米大吟醸酒や特別純米酒など5種類を醸造した。今年の出荷本数は1.8リットル換算で2500本。純米大吟醸酒はやや辛口で膨らみがあり、特別純米酒は辛口ですっきりとした味わいに仕上がったという。

 報告会では、同委員会の渡辺清会長が「新型コロナウイルス感染拡大の影響が続く中、楢葉の風で良い風を吹かせたい」とあいさつ。来賓の松本幸英町長は「復興のシンボルといえる酒を町を挙げて広めたい」と話した。

 楢葉の風は20日から販売が始まり、町内では同ターミナルやJヴィレッジ、道の駅ならは、ブイチェーンネモト、木戸の交民家で購入できる。富岡町のJR富岡駅の売店や福島市のコラッセふくしま、東京都の日本橋ふくしま館ミデッテなどでも取り扱う。純米大吟醸酒の価格は1.8リットル入りが4180円(税込み)、特別純米酒が同2970円(同)。問い合わせは町振興公社(電話0240・23・5080)へ。