海岸を乗馬しながら散策!南相馬で観光サービス5月末から開始

 
海岸を乗馬で散策する「トレッキング」のコース

 南相馬市で馬を活用した観光サービスが始まる。市内を乗馬しながら散策したり、身近な場所で馬と触れ合う機会を増やしたりして、相馬野馬追が行われる「馬のまち」をPRするのが狙い。サービス開始は5月末ごろを予定している。

 同市で「馬を活用した経済振興」をテーマに、2019年から起業型地域おこし協力隊として活動している神瑛一郎(よういちろう)さん(26)が企画。観光客のほか新型コロナの影響で注目される「ワーケーション」の利用者らに楽しんでもらうことを想定している。

 市内を巡る2コースがあり、「小高うまさんぽ」は、小高区にある起業家らの活動拠点「小高パイオニアヴィレッジ」から、相馬小高神社までを散策する約1キロ。馬に乗りながら復興が進む町並みを見る。「トレッキング」は、烏崎海岸(鹿島区)や市馬事公苑付近の森林(原町区)で馬と共に自然を楽しむ。昨年競走馬を引退した雄のサラブレッドなどを活用する。

 いずれも30分間で、体験できる年齢は5~65歳。スタッフが馬を引いて乗馬する。料金はコースによって異なり、今後開設されるホームページで予約を受け付ける。

 神さんは小学生で乗馬を始め、中学2年時に全日本ジュニア障害馬術大会で優勝。大学卒業後はドイツで修行し馬の調教に携わった。小高区に移住し、馬の活躍の場を広げようと活動している。「人と馬が身近になれるよう事業を進めてきた。観光客だけでなく、市内の人にもぜひ気軽に馬と触れ合ってほしい」と話した。