「環境アプリ」運用スタート なすびさんPR、福島県ごみ削減へ

 
「環境アプリ」の利用を呼び掛けるなすびさん

 県は22日、ごみの分別方法を調べたり、エコの取り組みを実践して特典を受けたりできる「環境アプリ」の運用を始めた。全国平均を大きく上回る県民のごみ排出量の削減に向け、一人一人に身近なところからエコ意識を高めてもらう狙い。

 アプリには、ごみの分別辞典や、居住地域の収集日をその都度通知する機能がある。また「食べ残しゼロを実践した」「買い物にマイバッグを持参した」などの取り組みを実践してポイントをため、県産品などの景品と交換することができる。食品ロス削減の取り組みなど、環境関連の情報も配信する。

 環境省によると、県民1人が2018(平成30)年度に出したごみの量は1日当たり1029グラムで、3年連続で全国ワースト3位。全国平均(918グラム)を大きく上回っていることに加え、新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛などの影響で家庭ごみの排出量増加が懸念されている。

 同日、県庁で記者会見した福島環境・未来アンバサダーのタレントなすびさんは「未来の環境を考えようと、福島から発信していく意味は大きいと思う。ごみの問題を身近なところから、県民の皆さんと一緒に考えていければ」と話した。