斎藤清とハニワに焦点 柳津で24日から企画展開幕、53点紹介

 
斎藤清が影響を受けた埴輪や自らの版画などが展示された会場

 会津坂下町出身で晩年を柳津町で過ごした版画家斎藤清(1907~97年)が影響を受けた埴輪(はにわ)や土偶の名品と、それらをテーマにした斎藤の作品を集めた企画展「斎藤清とハニワ!」は24日、柳津町の斎藤清美術館で開幕する。6月6日まで。

 現代版画と古代の造形とが再び相まみえる貴重な機会。戦後、斎藤が国立博物館で実際に目にした埴輪や土偶、それらを表現した作品など計53点を紹介する。

 開幕前日の23日にはオープニングセレモニーと内覧会が開かれ、小林功町長、佐々木吉晴館長らがあいさつ。関係者がテープカットし、作品に見入った。

 24日は午後2時から、東京国立近代美術館主任研究員の花井久穂さんが「1950年代のハニワブーム―戦争と復興とオリンピック」と題して特別講演する。会期中は多彩なイベントが開かれる。多くの縄文土器が出土している柳津の「土」に焦点を当てた企画展「やないづの土展」を同時開催する。問い合わせは同美術館(電話0241・42・3630)へ。