感染症対策ストレッチャーを寄贈 郡山広域消防にeロボティクス

 
感染対策のための装置を寄贈した板羽社長(中央)。右は品川市長、左は橋本消防長

 ロボット技術開発のeロボティクス(南相馬市)は、郡山地方広域消防組合に新型コロナウイルス感染症対策に使う装置「可搬式陰圧クリーンドーム」1台を贈った。県内の消防機関への寄贈は初めて。

 装置は、原発の廃炉作業の調査ロボットを研究している同社と放射性物質の封じ込めを得意とする日本環境調査研究所(東京)の技術を組み合わせて開発した。患者を乗せたストレッチャーをドームで囲うことで、ウイルスが外に出ない仕組みになっている。

 同社への感謝状贈呈式が21日、郡山市の郡山地方消防本部で行われ、同消防組合管理者の品川萬里市長がeロボティクスの板羽昌之社長に感謝状を手渡した。板羽社長は「ドームは新型コロナウイルスだけでなく、さまざまなウイルスに対応できる。救急隊員らの感染対策のために活用してほしい」と話した。橋本仁信消防長が同席した。

 同消防組合は、新型コロナに感染した患者を移送する際などに装置を活用し、救急隊員らの感染リスク軽減に役立てる。