若松の2高齢者施設、2021年度廃止で調整 運営の民間事業者公募へ

 

 会津若松市は、市が設置する片柳、南花畑の高齢者デイサービスセンター2施設を本年度限りで廃止する方向で調整に入った。サービス継続に向け、施設を利用してデイサービスセンターを運営する民間事業者を公募する方針。

 市によると、2施設はいずれも市が設置し、指定管理者が運営している。設置から20年以上がたち、デイサービスを担う民間事業者が増えていることから、市がデイサービス事業を担う必要性が低くなったと判断した。施設の老朽化などにより、事業継続に数千万円の設備投資が必要になることも考慮した。

 市は施設の廃止について、26日~5月25日にパブリックコメントを募り、6月議会に条例改正案を提出する予定。

 市の調べでは、昨年1月現在で市内のデイサービスセンターは55事業所。月の利用定員総数3万2283人に対し、利用者数は延べ1万8778人で、稼働率は58.2%にとどまっている。片柳デイサービスセンターの延べ利用者は月419人、南花畑デイサービスセンターは月454人。市は公募で両デイサービスセンターの運営事業者が決まらない場合でも、利用者はほかの施設でサービスを受けられるとみている。