「大型連休中の県境越え控えて」 東北・新潟7知事らメッセージ

 

 内堀雅雄知事を含む東北、新潟の7県知事と仙台、新潟両市長は26日、全国で新型コロナウイルスの感染拡大が続く状況を受け、大型連休中の県境をまたぐ移動の自粛を求める「東北・新潟共同メッセージ」を発表した。変異株の増加や病床の逼迫(ひっぱく)など全国的な状況を踏まえ、自粛要請が必要と判断した。

 越境自粛の共同メッセージは昨年5月の大型連休明けに続き3度目。緊急事態宣言が発令された東京、京都、大阪、兵庫の4都府県やまん延防止等重点措置が適用された宮城県など感染拡大地域との往来を自粛し、ほかの地域についても慎重に判断するよう要請。オンライン帰省やテレワークの積極的な活用を呼び掛けている。多人数や長時間の会食の自粛、飲食店の感染防止対策徹底も求めている。

 県内では今月に入り、月別最多となる15件のクラスター(感染者集団)が発生。22日には過去最多となる54人の感染が確認されるなど感染者数は高い水準で推移している。特に、いわき市で感染者数が急増。市が独自の「病床ひっ迫宣言」を出したほか、酒類を提供する飲食店などへの営業時間短縮要請が必要かどうかを検討している。

 内堀知事は26日の定例記者会見で、いわき市での時短営業について「市から要請があれば、速やかに対応を検討する」と述べた。