保護フクロウよろしくね アクアマリンで2羽展示開始

 
展示が始まった保護フクロウ

 アクアマリンふくしまは26日、いわき市小名浜の同館で県内で保護されたフクロウ2羽の展示を始めた。保護した県野生生物共生センター(大玉村)がけがの後遺症で野生復帰が困難と判断し、2羽を譲り渡した。

 同センターが県内の施設に保護した野生動物を譲渡するのは初めて。野生動物が車との衝突などで傷ついている現状を知ってもらおうと展示を決めた。

 2羽は飛ぶことができない。このうち1羽は約8年前、翼の骨を折って弱っていたところを白河市の道路上で発見され、保護された。車などとぶつかったとみられており、治療によって体調は回復したが、翼がうまく動かないという。2羽の世話を担当するアクアマリンふくしまの戸倉渓太さん(30)は「2羽の展示を通じて野生動物が保護される経緯などを知ってほしい」と話している。