須賀川市天然記念物・樹齢350年「大ケヤキ」、倒木危機で伐採へ

 
樹勢が衰え、伐採される見通しとなった大ケヤキ

 須賀川市の市天然記念物に指定されている、同市宮先町の二階堂神社大ケヤキ2本のうち、拝殿に向かって右側の1本が伐採される見通しとなった。管理する宮先町内会によると、樹勢が衰えて倒木の危険性が高まっているためで、5~6月ごろの伐採を予定している。

 大ケヤキは樹齢350年以上といわれ、同神社の神木として長年地域住民に親しまれてきた。

 2011(平成23)年の東日本大震災後に根元部分が急速に腐り始め、同町内会がワイヤで固定したり肥料を与えたりしたが回復の見込みが立たず、樹木医の診断などを受けて伐採を決めた。

 同町内会の吉田勝昭会長は「倒木の危険性を回避するため、断腸の思いで伐採を決めた」と話した。