下級生に水届ける 新地・駒ケ嶺小、福島県沖地震で水道使えず

 
下級生に水を届けているボランティア委員の(左から)秋元君、千葉君、菅野君、佐藤君

 2月の本県沖地震で震度6強を観測した新地町の駒ケ嶺小で、ボランティア委員の児童が、破損して水道が使用できなくなった教室に毎朝水を届けている。活動の中心を担う6年生の委員4人は26日、同校で行われた青少年赤十字(JRC)加盟登録式で全校児童の代表を務め、改めて奉仕活動の大切さを心に刻んだ。

 水道が使用できなくなったのは、1~4年の計4教室。新型コロナウイルス感染防止のため、小まめな手洗いが必要になることから、急きょ水をためたポリタンクを教室内に置いて対応することになった。

 同校では4~6年の12人がボランティア委員を務めており、本年度は委員が手分けして、10リットルの水が入った容器を二つずつ各教室に配っている。水道の修理工事は5月にも始まる見通しだが、しばらくは委員の奮闘が続くという。

 式では6年の委員の千葉陽人君、佐藤佑政君、秋元大翔君、菅野結叶(ゆいと)君が登録証やJRCのバッジを受けるなどした。4人は今後も委員として清掃や募金などの奉仕活動に取り組む。千葉君は「水を運ぶことで1年生とも仲良くなれた。これからも、みんなのために頑張りたい」と語った。村上潤一校長は「委員のおかげでみんなが助かっており、感謝している」とねぎらった。