福島高の歴史冊子拡充 校歌など現代語訳、太田さん今年も後輩に

 
冊子を贈呈するため母校を訪れた太田さん

 福島高出身の太田朝弓(さゆみ)さん(19)=お茶の水女子大2年=が制作した母校の校歌や応援歌の現代語訳を掲載した冊子が、昨年度に続いて本年度も新入生に配布されることになった。福島市の同校で27日、贈呈式が行われた。冊子を贈呈した太田さんは「冊子をきっかけに、後輩たちが志を高く持ってくれたらうれしい」と話した。

 太田さんは昨年、新型コロナウイルス感染症によって伝統行事である校歌、応援歌講習が中止となったことを聞き、伝統をつなげたいという思いから冊子の制作を思い付いた。冊子は約100年の歴史がある校歌や応援歌の現代語訳のほか学校の歴史などを紹介する内容で、昨年度の1年生に配布された。

 冊子の評判が良かったことから、同校は本年度以降も新入生に継続して配布することにした。これに合わせ、太田さんはOBに追加取材を実施した。