新型コロナ4月感染、月別最多800人超 福島県、新たに44人確認

 

 県は29日、県内で新たに44人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。28日に陽性と判明、感染確認は計3324人となった。4月の感染者数は803人となり、月別で最多だった1月(779人)を超えた。

 県内では今月に入り、月別で最多となる17件のクラスター(感染者集団)が発生。22日には1日当たりで過去最多となる54人の感染が確認されるなど、感染者数が高い水準で推移しており、県は、大型連休中の感染拡大地域などへの不要不急の往来を自粛するよう求めている。

 44人の市町村別の内訳は、会津若松市14人、いわき市11人、会津美里町6人、南相馬市4人、郡山市3人、福島市、伊達市、国見町、下郷町、古殿町、広野町が各1人。判明しているクラスター関連の感染はなく、44人の半数の感染経路が不明という。

 東京電力によると、福島第1原発で構外作業場の整備工事に従事する50代男性1人の感染も確認された。県内在住で濃厚接触者はおらず、廃炉作業への影響はないとしている。

 県によると、28日までに18人が退院、5人が宿泊療養施設を退所し、6人の自宅療養を解除した。同日現在の入院者(予定含む)は256人で病床使用率は54.6%と2日連続でステージ4(爆発的な感染拡大)の指標である50%を上回った。重症は11人。76人が宿泊療養中で、21人が自宅療養している。