陰の主役、北会津中の旗棒は「会津塗」 地元職人技で再生、存在感

 
新調された旗を支える、会津塗が施された旗棒

 会津若松市の北会津中の校旗が新調され、旗を支える旗棒に会津塗が施された。旗の華やかさの影に隠れがちだが、地元の技によって生まれ変わった旗棒も存在感を出している。

 注文を受けた同市の秀美堂によると、同社が扱う校旗、旗棒は関西の業者によるものが主流という。北会津中の旗棒は既存のものを修復して使うこととなり、同校卒業生でもある坂内伸良専務は「会津には文化がある。直すなら地元でやりたい」と会津塗を選択。漆塗装を手掛けるユーアイヅ(会津若松市)に協力を求め、UV漆という紫外線で硬化する漆を使い会津塗を施した。

 坂内専務は「いつもは旗に目が行くが、棒が素晴らしい」と出来栄えをたたえ、同校の湯浅英生校長は「職人の技術でよみがえり感激。大切に使わせていただく」と話した。