共生システム理工学類長に長橋氏就任へ 福島大、佐藤氏辞任で

 
長橋良隆氏

 福島大は30日、共生システム理工学類の佐藤理夫(みちお)学類長(61)が健康上の理由で同日付で辞任し、後任に同学類の長橋良隆教授(54)が1日付で就任すると発表した。

 任期は佐藤氏の残任期間で、2023年3月まで。

 大学によると、佐藤氏から辞任の申し出があった。三浦浩喜学長が学類からの推薦を参考に次期学類長を決めた。佐藤氏は昨年4月から学類長を務めていた。

 次期福島大共生システム理工学類長・長橋良隆氏に聞く

 福島大共生システム理工学類長に就く長橋良隆氏は30日、福島民友新聞社の取材に「地域から頼りにされる学類でありたい」と意欲を語った。

 ―抱負を。
 「前学類長が途中退任となり残念だが、まずは学類運営と教育のための体制を整えたい。復興へ歩む地域の皆さんに頼りにされる存在であることが大事だ。加えて、自然環境や災害、持続可能社会など幅広い研究分野で地域に貢献している学類であることを多くの人に知ってほしいと思う」

 ―新型コロナウイルスの影響は。
 「昨年5月に遠隔授業が始まった。理工学類は実験なども多く手探り状態だったが、ノウハウのある教員の知識を共有しながら授業をつくり上げた。学生の学びの到達度をどうチェックするかが課題で、工夫を重ねた。本年度は対面で授業を始めることができたが、感染対策を徹底していく」

 ―そのほか取り組みたいことは。
 「女子学生の比率を高めていきたい。理工学類にとって伸びしろの大きいテーマだ。そのためには女性教員を増やすことも重要で、道筋、手だてを考えていく」