「自分の曲歌えて幸せ」 郡山出身・小椋さん、プロ歌手の夢実現

 
歌手デビューを果たした小椋さん

 郡山市出身の小椋康平さん(19)=帝京安積高卒=が今春、プロの歌手としてデビューを果たした。「坂本九さんのように、世代を超えて老若男女に愛される曲を歌いたい」。小椋さんは、幼いころから描き続けた夢に向かって着実に歩みを進めている。

◆デビュー曲「地球は泣いている」

 3月に、アーティスト名「コウヘイ」として、デビュー曲「地球は泣いている」を動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信。地球温暖化などの環境問題に警鐘を鳴らし、環境保護を訴え掛ける歌詞で「東日本台風などの経験を踏まえ、協力して温暖化対策に取り組み、住みやすい環境を取り戻したいという思いを込めて歌った」という。

 再生回数が1万回を突破すればCDを発売する予定で、小椋さんは「ユーチューブを通して一人でも多くの人に曲を知ってほしい」と期待を込める。

 小椋さんが歌手を志したのは3歳の時。母まゆみさんがNHKのど自慢大会に出場したことがきっかけだった。演歌「女の漁歌」を歌い上げるまゆみさんを見て「自分も大勢の人の前で歌いたい」と心を決めた。

 カラオケ教室でレッスンを受けて実力をつけると、小学校のころから数々の大会で入賞。高校2年時には、日本カラオケボックス大賞全国大会で優勝に輝いた。

 その後、作詞家たきのえいじさんが審査員を務める大会に出場した縁で声が掛かり、たきのさんと親交があった作曲家あらい玉英さんを紹介された。上京してからは、あらいさんの元で一人前になるためのレッスンに励み、たきのさんが作詞、あらいさんが作曲を手掛けたオリジナル楽曲でデビューを果たした。

 「自分の曲が歌えて幸せ」とデビューの喜びをかみしめる小椋さん。大きな目標への挑戦は、まだ始まったばかりだ。「ジャンルを問わずに何でも歌えるのが自分の強み。何十年、何百年と歌われ続ける名曲を歌いたい」と力強く語った。