福島県で新型コロナ1日最多56人 若松25人、感染拡大続く

 

 県は2日、県内で新たに56人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日に陽性が判明した。4月22日の54人を上回り、1日当たりの最多を更新した。県内の感染確認は計3464人。

 内訳は感染が急拡大した会津若松市が25人で、福島市が11人、いわき市が8人、郡山市が5人、白河市が2人、喜多方市、南相馬市、会津坂下町、会津美里町、西郷村が各1人。県教委によると、このうち、40代男性は坂下高の教職員。15人の感染経路が分かっていない。

 また、56人のうち30~60代の男女5人は、福島市が1日にクラスター(感染者集団)の発生を確認した事業所の従業員。市によると、この事業所は建設業で、市は事業所名を公表していない。4月27日に60代の従業員男性の陽性が分かり、市保健所が残りの全従業員13人を濃厚接触者として検査したところ、5人の感染が分かった。7人は陰性で、1人は結果が判明していない。同社は4月29日から休業しているという。

 このほか、いわき市の二つのクラスターで規模が拡大。高齢者施設で利用者2人が増えて計8人、別の事業所では従業員2人が増えて計10人となった。

 県によると1日までに25人が退院し、19人が宿泊療養施設を退所、10人の自宅療養を解除した。同日現在の入院者(予定含む)は296人で病床使用率は63.1%。入院者や宿泊施設、自宅療養者を合わせた10万人当たりの療養者数は20.26人となっている。重症者は13人。56人が宿泊療養中で、22人が自宅療養している。