双葉の伝承館、来館者数「5万人」突破 開館から7カ月で達成

 

 東日本大震災、東京電力福島第1原発事故の記憶と教訓を後世に伝える県の記録施設「東日本大震災・原子力災害伝承館」(双葉町)の来館者数が3日、5万人を突破した。

 5万人目となったのは南相馬市原町区の会社員伊東宏信さん(44)で、妻と小、中学生の子ども2人と共に訪れた。

 小林孝副館長が伊東さん家族に館内で販売している防災対策ボトル5点セット、伝承館ガイドブック、伝承館オリジナルファイルを贈った。伊東さんは子どもたちに伝承館がどんな施設か見せたいと思い、初めて来館した。

 伝承館は昨年9月、双葉町中野に開館。来館者数は当初、新型コロナウイルスの影響を除いた試算で年間5万人を見込んでいたが、開館から約7カ月で達成した。伝承館は新型コロナ対策として、入り口で検温や消毒などを実施している。