「ポリスメール」知って 福島県警新サービス、犯罪情報など通知

 
登録を呼び掛けた福島署の街頭キャンペーン=4月30日、福島市

 県民に防犯や交通安全への意識を高めてもらおうと、県警が4月から運用を開始した新たなメール配信サービス「POLICEメールふくしま」。「なりすまし詐欺」や犯罪発生、不審者、防犯などの情報を幅広く配信しているが、県民からは「そんなサービス知らなかった」「難しそう」などの声も聞かれる。県警は「周知を図り、一人でも多くの登録をお願いしたい」と登録者増に努める。

 「身近な情報をメールで配信しています。お手伝いするので登録しませんか」

 4月30日、福島署が福島市のJR福島駅東口で行った街頭キャンペーンで、署員の声が響いた。訪れた市民に登録方法などを説明し、登録を手伝った。塩田徹交通1課長は「声掛けが登録のきっかけになれば」と話し、実際に登録した福島市の70代女性は「一人では難しい。手伝ってくれて助かる」と喜んだ。

 サービスは、なりすまし詐欺などの情報が分かり次第、「○○市で○○万円のなりすまし詐欺被害が発生」といった内容で即座に県民へメールを届ける。「犯罪発生」や「交通安全」、「防災」など必要とする情報や、警察署単位の地域を選択できるのが特徴だ。即時性があることから、早期に情報を把握することで被害の未然防止につながることも期待できる。

 県警によると、運用開始から約1カ月と間もないこともあり、県内のメール登録者数はまだまだ少ないのが現状。県警は今後、各署との連携を強化しながら、各種団体や市町村の広報などを通じて情報発信していく考えだ。

 メール配信は県警ホームページから登録が可能。登録用アドレスに空メールを送信し、返信されるメールから希望情報などを入力、選択すれば登録が完了する。2次元コードからも登録できる。