相馬、田村、矢祭各地で高齢者向け新型コロナワクチン接種開始

 
田村市で始まったワクチン接種

 相馬市は1日300人予定

 相馬市で1日に始まった65歳以上の高齢者を対象とした新型コロナウイルスワクチンの集団接種。今後は連日、1日当たり300人程度が接種を受ける予定。

 市内の65歳以上の高齢者は約1万1200人。市は福祉施設などの入所者や医療従事者を除く高齢者の意向を調査、回答者の96%となる9208人が接種を希望した。

 市は、地区ごとに接種を受ける日時を指定している。1日は、接種対象者300人に通知を発送。このうち7人から、日程が調整できないといった理由で当日接種を受けないとの申し出が事前にあったという。

 1日の震度5弱を観測した地震では、接種会場のスポーツアリーナそうま第1体育館の天井パネルが剥がれるなど影響があったが、予定通り午後1時に接種が始まると、目立った混乱もなく、来場者が接種を受けた。

 立谷秀清市長は「初日の結果を検証して、修正を加えていく。とにかく安全を優先してスピーディーな接種を目指す」と語った。

 田村市当面は80歳以上

 田村市は1日、80歳以上の高齢者を対象とした新型コロナウイルスのワクチン接種を開始した。

 初日の会場となった市総合体育館では、約450人が接種した。

 市は当面、80歳以上を対象にワクチン接種を継続する方針。接種予約状況や確保できるワクチン量を見極めながら、対象年齢を引き下げる。

 初日の会場に設けられた経過観察のブースには「なりすまし詐欺」被害防止や交通安全の啓発チラシを掲示し、高齢者が巻き込まれる事件事故の防止を訴えた。

 矢祭町初日は150人接種 

 矢祭町でも1日、65歳以上の高齢者を対象にした新型コロナウイルスワクチンの集団接種が始まった。同日、町保健福祉センターで町民約150人が接種した。

 最初に接種を受けた佐川正一郎町長(69)は「ワクチンを打ったから安心というわけではない。新しい生活様式に向け、町内の感染対策を徹底したい」と話した。