「みんゆう県民大賞」決まる!3部門にGReeeeNら4個人・団体

 

 県内で大きな功績を残した個人・団体を顕彰する第31回みんゆう県民大賞(福島民友新聞社主催)の受賞者が決まった。芸術文化賞に郡山市ゆかりの音楽グループGReeeeN(グリーン)が輝き、スポーツ賞にバドミントン混合ダブルスの東野有紗さん(24)と渡辺勇大さん(23)=日本ユニシス、富岡高卒=のペアが選ばれた。ふるさと創生賞には南相馬市の作家柳美里さん(52)と福島医大放射線健康管理学講座教授の坪倉正治さん(39)が選出された。

 受賞した4個人・団体には正賞の盾と副賞50万円が贈られる。

 GReeeeNは4人組男性ボーカルグループで、2007(平成19)年にデビュー後、「キセキ」など数々のヒット曲を生み出した。昨年は福島市出身の作曲家古関裕而夫妻をモデルにしたNHK連続テレビ小説「エール」の主題歌「星影のエール」をヒットさせ、本県への注目度を高めた。

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 東野さんと渡辺さんは、富岡一中の先輩と後輩だった10年前、富岡町で東日本大震災に遭った。翌年ペアを結成。14年に世界ジュニアで銅メダルを獲得、18年に全英オープンで混合ダブルス日本人初制覇を果たし、世界に飛躍した。東京五輪出場を確実にしている。

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 芥川賞作家の柳さんは震災被災地支援で通っていた南相馬市に移住。小高区にカフェを備えた書店「フルハウス」を開設。地域住民の憩いの場となっている。全米図書賞の翻訳文学部門に選ばれ、世界からの南相馬への注目度を高める役割も果たしている。

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 坪倉さんは震災・原発事故直後から本県に入り、南相馬市立総合病院などに勤務しながら住民の内部被ばく検査を行い、人々の放射線不安に寄り添う活動を続けてきた。昨年からは放射線健康管理学講座教授として後進の指導にも当たる。安藤忠雄文化財団賞を受賞。

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