感染拡大防止「重要な局面」 会津若松市長会見、危機感訴え

 
感染防止の対策の徹底を呼び掛ける室井市長(左)

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて5日に臨時記者会見を開いた室井照平市長は、市内の医療機関の逼迫(ひっぱく)状況を挙げ「今こそ感染拡大を食い止める重要な局面」と危機感を訴えた。その上で市民に「極めて厳しい状況であることを強く認識し、しっかりと感染対策が取られた行動をするよう改めて強くお願いする」と求めた。

 市によると、4日までの直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は101人となっており、同じ統計で東京都の42人、大阪府の85人を上回る。5日までに確認されている感染者の累計は359人で、4月は95人、5月は4日間で84人と急増している。

 直近の感染状況は教育・保育施設や小中学校、高齢者施設デイサービスセンターなどで、男女問わず幅広い年代層で確認されているという。

 市内では酒類を提供する飲食店などに時短要請を行っており、市は県と連携し飲食店を個別に訪問し、協力を求めている。3、4の両日で、約440店を訪問、今後も継続して見回りを実施する。

 また、室井市長は10日午前9時から専用フリーダイヤルで予約が始まる65歳以上の高齢者を対象にしたワクチン接種について言及。「電話がつながれば希望者の全員が予約できるので、慌てず予約してほしい」と呼び掛けた。

 最後に「感染対策の徹底をはじめ、うつらない対策・うつさない対策、こうした地域を挙げた地道な取り組みを継続することが市民の安全、安心につながると考えている」とした。