個性豊か「須賀川の狛犬」、84歳郷土史愛好家が写真集自費出版

 
自費出版した本を手にする渡辺さん

 郡山市の郷土史愛好家で県南地方狛犬ネットワーク会員の渡辺政広さん(84)は、須賀川市内の神社にまつられているこま犬を紹介する写真集「須賀川地域の狛犬たち」を自費出版した。

 渡辺さんは、それぞれのこま犬が持つ個性や特徴に引かれ、県南や県中の神社を巡り、こま犬の写真を撮り続けている。今回の写真集は「県南地方の狛犬たち」「郡山の狛犬たち」に続く第3弾となる。

 須賀川市内にある約80の神社を巡り、江戸時代中期から現代までに制作された45基のこま犬の姿を撮影した。力強い牙を持ったこま犬や、沖縄のシーサーのように神社本殿の屋根瓦に設置されているこま犬など、特徴のあるこま犬が多く見つかったという。本にはこま犬や境内の写真とともに、造立された年やサイズ、奉納目的、作者名などを記した。

 渡辺さんは「こま犬は、どれ一つ同じ物は存在しない。これからも新たな出合いを楽しみたい」と話している。