バレエ全国大会1位、いわきの高3・大平歩さん「プロで主役が夢」

 
「プロで主役を張りたい」と意気込む大平さん

 プロバレエダンサーを目指しているいわき市の大平歩さん(東日大昌平高3年)は4月に仙台市で開かれた「第16回オール日本伊達クラシックバレエコンペティション」で1位に輝いた。「プロバレエの登竜門」とも呼ばれるだけに、喜びはひとしおだ。「やっと結果が出てうれしい。今後の励みになる」と笑みを浮かべた。

 近年取り組んでいる筋力アップの成果が実を結んだ。大平さんの強みは恵まれた骨格が見せるきれいな脚線と、正確な踊り。ぶれない体幹を目指してトレーニングを積み、そこに躍動感が加わった。

 大平さんがバレエを始めた小学5年の時。当時から指導を続けている八木沼剛さん(40)は「筋力が付いて踊りが進化した。いつか優勝すると思っていた」と称賛する。

 大平さんの原動力は踊る楽しさ。「バレエの練習でつらいことは」という質問に、答えが思い当たらず黙り込むほどだ。同大会での活躍が認められ、海外のバレエスクールから奨学金付きで招待されることも決まった。大平さんは「プロで主役を張ることが夢。そのためには体をもっと大きくしないと」と意欲を語った。