福島県、新型コロナ3指標で過去最悪 医療負荷、急速に拡大

 

 県によると8日現在、政府の分科会が示す新型コロナウイルス感染状況に関する六つの指標のうち、病床使用率、人口10万人当たりの療養者数、直近1週間の人口10万人当たりの新規陽性者数の三つが過去最悪となった。

 このうち、療養者数は31.47人で初めて30人を突破し、79.1%の病床使用率と併せ、「ステージ4(爆発的な感染拡大)」に悪化した。直近1週間の新規陽性者数は21.45人でステージ4に迫る状況となっている。

 今月は新規感染者数が3度にわたって過去最多を更新するなど、感染拡大が急激に進む。今月の感染者数は計451人で、月別で最多だった先月の888人を大幅に上回るペースで推移し、医療提供態勢への負荷が急速に拡大している。

 県は31日までを緊急特別対策期間に設定。県境をまたぐ移動や県内の感染拡大地域との往来自粛を求めている。

 県担当者は「入院調整が難しい状況だ。一人一人の行動を見直し、飲食は少人数で短時間など感染防止対策を徹底してほしい」と警鐘を鳴らす。

 8日現在の入院者(予定含む)は371人。21人が重症。136人が宿泊療養中で、74人が自宅療養している。