ふくしま三大鶏のブランド力向上目指す 推進協発足、全国発信へ

 
「ふくしま三大ブランド鶏推進協議会」の設立を報告する(前列左から)清水氏、小平氏(後列左から)笠間氏、古川氏

 福島県を代表する地鶏や銘柄鶏の「川俣シャモ」「会津地鶏」「伊達鶏」のブランド力向上を目指す「ふくしま三大ブランド鶏推進協議会」が発足した。食べ比べセットや炊き込みご飯などの商品開発、飲食店・宿泊施設との連携、イベント出店を通して全国への周知を目指す。

 協議会は鶏の生産・加工・販売などを手掛ける伊達物産(伊達市、清水建志社長)と会津地鶏みしまや(三島町、小平和広社長)、川俣町農業振興公社(笠間英夫社長)の3社で組織し、第一印刷(福島市、古川幸治社長)が事務局を務める。

 ブランド鶏はそれぞれ首都圏の専門店でも扱われるなど評価を得ているが、全国的に認知度が低いことが課題だった。連携することで、さらなる販売促進につなげる。

 会長の清水氏は「3社の協力で福島全体をPRする」、副会長の小平氏は「観光や飲食、宿泊も含めた地域経済活性化に貢献する」、監査の笠間氏は「新型コロナウイルスの収束後、ブランド鶏のイベントで人を呼び込みたい」と意気込んだ。

 川俣シャモの起源は闘鶏で、こくと適度な弾力の肉質が売り。会津地鶏は500年以上生息する地鶏が起源で上質な歯応えと肉のうま味、脂の甘味が特長だ。伊達鶏は1985(昭和60)年から伊達物産が飼育しており、適度な歯応えとほど良い脂が評価されている。