たき火原因の火災増加、4月の郡山消防本部管内「防火対策徹底を」

 

 郡山地方消防本部は、4月1~28日に、たき火が原因の火災が管内で7件発生したと発表した。昨年の同時期と比べて5件増加しており、同本部は「対策を徹底した上で作業を行ってほしい」と注意を呼び掛けている。

 同本部によると、たき火が原因で発生した7件の内訳は、下草火災が2件、山林火災が2件、建物火災が3件。農作業などで田畑で焼却作業を行う際、強風にあおられて飛び火し、近くの山林や建物に延焼する事例が発生しているという。発生時間の平均は午後0時3分と、昼ごろに多く発生している。

 いずれも強風や乾燥などの自然条件が共通していたほか、いずれも「火を付けたままその場を離れていた」「消火したつもりだった」など、人が火から目を離した隙に燃え広がったケースだった。

 同本部は、たき火による火災が相次ぐ原因について、4月は気候が変動しやすく、乾燥や突風など火災のリスクが高まっていると分析。さらに、気温の上昇で、農作業が盛んになることも関係していると推測している。

 同本部の担当者は「例年、梅雨入り前の5月下旬ごろまで、たき火が原因の火災が多く発生する。防火対策を行った上で作業を行い、万が一火災につながった際は迷わず消防に連絡してほしい」と話した。