郡山で栄えた人形浄瑠璃 歴史紡ぐ、講座に30人 演目披露や操作体験

 
実際に人形の動かし方を体験する参加者

 郡山市で栄えた人形浄瑠璃の歴史を伝える「高倉人形・人形浄瑠璃大学」は8日、同市の磐梯熱海観光物産館で開かれた。約30人が聴講し、明治中期の解散から約120年後の2017(平成29)年に復活した地元の人形浄瑠璃の歴史を学んだ。

 人形浄瑠璃の復活や継承を目指す実行委員会会長の仲本武司さんが、同市高倉で発展した人形浄瑠璃の一座「大越座」や演目に使われる「高倉人形」について説明。一座は時代の変化や娯楽の多様化で解散を強いられたものの、関係者の尽力で高倉人形の人形浄瑠璃が復活した経緯などを語った。

 その後、実行委の他の会員も登場して演目「傾城阿波の鳴門順礼歌の段」を披露した。終了後は参加者が人形の操作を体験し、右手、左手、足、顔を3人一組で滑らかに動かす難しさを実感していた。