いわきの飲食店、客離れ懸念 時短要請「通常営業が遠のき複雑」

 
時短要請に「客離れにつながる恐れがある」と懸念する和田さん=11日午後、いわき市・地酒と海鮮料理こけし

 内堀雅雄知事は11日、新型コロナウイルスの感染拡大が続くいわき市で、酒類を提供する飲食店などに対し、特措法に基づく営業時間短縮を要請すると発表した。

 時短要請を受け、市内の飲食店関係者からは落胆の声が上がる。JRいわき駅前で居酒屋「地酒と海鮮料理こけし」を経営する和田敏彦さん(67)は「時短となれば客離れに拍車が掛かる」と厳しい表情。「当然要請には従うが、これまで居酒屋で大きく感染が広がった例はないはずだ」とし、感染が大きく広がった4月ではなく、今になっての要請にも疑問を呈す。

 同市小名浜の「居酒屋駒」店長の佐藤大輔さん(28)は「協力金は出るかもしれないが、通常営業が遠のき、複雑だ」と話す。昨年から始めたテークアウトの強化などを図るという。