作品に込めた福島の空と絆、いわき出身の画家・金沢裕子さん個展

 
本県の空をモチーフにした作品「あたらしいそら」を展示している金沢さん

 いわき市勿来町生まれの画家・イラストレーター金沢裕子さん(36)は6月27日まで、同市の鹿島ショッピングセンターエブリアで個展「HOPE」を開いている。

 今回展示している作品「あたらしいそら」は、229人が撮影した本県の空の写真を鳥の形に組み合わせ、127人の本県へのメッセージを周囲に添えた。金沢さんは「福島の空の美しさなどを感じてほしい。作品で人の絆を形にして新しいつながりを表現した」と語る。

 金沢さんは筑波大芸術専門学群総合造形専攻を卒業した後、東京で活動している。東日本大震災後は、古里の復興支援として「芸術で人々の心を癒やそう」と本県を題材とした作品などを制作している。

 個展会場には、いわき市などをモチーフにしたアクリル画7点も並んでおり、来場者が作品に見入っている。6月26日には、紙や布を切り貼りして作品を作るワークショップも開く。参加費は700円。開催時間は午前10時~午後8時(最終日は同5時)。入場無料。