初日は135人 トラブルなし、南相馬市高齢者対象ワクチン接種開始

 
ワクチン接種を受ける市民(左)

 南相馬市は10日、65歳以上の高齢者を対象にした新型コロナウイルスワクチン接種を開始した。初日は集団接種会場の浮舟文化会館で135人が1回目の接種を受けた。

 市によると、会場では目立ったトラブルはなく、重篤な副反応を示す高齢者はいなかった。市は高齢者約2万3千人の集団接種を、7月17日をめどに完了させるという。接種を受けた同市小高区の75歳男性は「無事、ワクチン接種を受けられて安心した」と胸をなで下ろした。

通所・訪問系施設職員 優先接種へ

 また市は同日、定例記者会見を開き、市内のデイサービス施設で職員が感染したことを踏まえ、通所・訪問系の高齢者施設などの職員も優先接種の対象にする方針を固めた。門馬和夫市長は「新型コロナ対策は市の最重要課題だ。ワクチン接種を円滑に行えるよう努めていく」と語った。