福島県で最多95人感染、半数は家庭内 新型コロナ、累計4000人超

 

 県は12日、県内で新たに95人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。11日に陽性と判明し、8日の74人を上回り1日当たりの最多を更新した。

 11日現在の病床使用率は過去最高の87.6%。人口10万人当たりの療養者数は34.13人に上り、病床使用率とともにステージ4(爆発的な感染拡大)の指標を上回っているほか、直近1週間(5~11日)の新規陽性者数(人口10万人当たり)も24.49人とステージ4の25人以上に迫る。内堀知事は県内の感染状況について「ステージ4に近づきつつあるステージ3(感染者の急増)」と危機感をあらわにした。

 県内の感染確認は累計で4000人を超え、4061人となった。11日現在の入院者(予定含む)は411人で、初めて400人を超えた。重症は22人。121人が宿泊療養中で、自宅療養者は前日から14人増え、過去最多の98人となった。

 県によると、新規感染者95人のうち半数を超える48人は「家庭内感染」とみられる。飲食店を起点とした感染が家庭に持ち込まれたケースが多いとし、感染確認が多い年代も、これまでの70代以上から40~60代に下がる傾向にあるという。

 95人の内訳は、いわき市26人、会津若松市23人、郡山市12人、福島市と二本松市が各7人、喜多方市5人、南相馬市と国見町が各4人、三春町3人、湯川村2人、下郷町と会津坂下町が各1人。22人の感染経路が分かっていない。

 11日までに36人が退院、21人が宿泊療養施設を退所し、12人の自宅療養を解除した。同日は過去最多の2459件のPCR検査が行われた。