南相馬の秋田犬「大馬くん」元気いっぱい 鳥獣被害防止へお披露目

 
お披露目された秋田犬の子犬「大馬」。「ランボー」の呼び名で育てられている=12日午前、南相馬市小高区

 秋田県大館市から南相馬市に贈られた秋田犬の雄の子犬「大馬(だいま)」が12日、同市小高区でお披露目され、報道陣を前にやんちゃな姿を見せた。今後、旧避難指示区域で鳥獣被害防止に活躍する。

 世話をするのは同市小高区の鈴木延夫さん(79)。北海道大元准教授で主に動物行動学などを研究。元々秋田犬1頭を飼育しており、秋田犬の行動が鳥獣対策に役立っていることや、避難生活で分断された地域コミュニティーの再形成にもつながるとして、市に頭数増を提案していた。今後は、散歩などをしながら地域の見守り活動を行う。

 名前は大館、南相馬の両市から文字を取った「大馬」だが、鈴木さんは呼びやすさやたくましく成長してほしいとの思いから「ランボー」と呼び育てている。「秋田犬は無駄にほえず、知らない人とでも仲良くできる。ドッグセラピーも検討しており、帰還促進につなげたい」としている。