ルワンダ出身「ルイズさんの活動知って」福島で75歳アマ写真家個展

 
「マリールイズさんの笑顔の写真がお気に入り」と話す管野さん

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で浪江町から避難する栃木県那須塩原市のアマチュア写真家管野千代子さん(75)は、福島市のキョウワグループ・テルサホールで写真展「マリー・ルイズ二つの祖国」を開いている。ルワンダを祖国とする永遠瑠(とわり)マリールイズさんと、避難生活を送る浪江町民の交流を写した作品が並んでいる。管野さんは「多くの人に写真を見てもらい、マリールイズさんの活動を知ってほしい」と来場を呼び掛けている。

 マリールイズさんはルワンダ内戦時に日本に逃れ、現在はNPO法人「ルワンダの教育を考える会」(福島市)の理事長を務める。母国に学校をつくるなど教育支援を続けている。

 管野さんは避難先の知人の紹介でマリールイズさんと知り合った。母国の内戦で過酷な体験を経験しながら、避難者のために尽くすマリールイズさんにひかれ、交流を深めてきた。2019年には、マリールイズさんを写した作品で山形県酒田市主催の写真展「土門拳文化賞」を受賞した。

 展示会では、仮設住宅で子どもの子守をしたり、町民にトランペットの吹き方を教えるマリールイズさんの写真など約90点を展示し、町民との交流の様子を紹介している。

 会場を訪れた早大教育学部の谷口莉子さん(3年)は「マリールイズさんの人柄が表情から伝わり、とてもひきつけられた」と話した。会期は16日まで。展示時間は午前10時~午後5時30分(最終日は午後3時)。入場無料。