イベントや公共施設利用は市民限定で、喜多方市新型コロナ緊急対策

 

 喜多方市の遠藤忠一市長が12日発表した新型コロナウイルス緊急対策には、飲食店への午後8時以降の営業自粛要請や市民への不要不急の外出自粛に加え、イベントや公共施設の利用を、市民のみとすることなどが盛り込まれた。遠藤市長は「市内で男女、年齢問わず感染が広がっている。市独自で、命を守るための早急な対策を講じる」と説明した。

 対策期間は15~31日。市民に対し、感染者が多い地域からの移動は慎重にし、事前に移動先の情報収集をすることを求めている。イベントを開催する場合は、参加者を市民に限定し、屋内は収容人数を50%以内とする。屋外の場合も市民のみの来場とし、飲食は行わないようにする。喜多方市以外から、広域的に不特定多数の人が集まるイベントは中止とする。

 営業自粛の対象は、午後8時以降に営業している飲食店やスナックなどで、酒類を提供していない店舗も含む約200店舗の見通し。
 遠藤市長は「喜多方は観光地なので人の往来がある場所だが、今は自粛していただきたい」と強調した。
 
 時短要請に協力方針 

 喜多方市内52店舗が加盟する喜多方バー・スナック連絡協議会の渡部崇会長(48)は「すでに身を削る覚悟で約9割のお店が自主的に休んでいる。県の発表を受け、少しでも補償があるのは助けになる。個人的には時短要請ではなく休業要請を出すぐらい強い対策を望むが、まずは協議会として時短要請を守り、感染者を出さないよう活動していきたい」と話している。