織姫4人、新生活始まる 昭和で「からむし織」工程学ぶ

 
(左から)村上さん、吉村さん、岡井さん、高橋さん

 福島県昭和村の伝統文化「からむし織」に従事する本年度からむし織体験生(織姫)が13日、村内で織姫としての新生活をスタートさせた。28期生の4人は「昭和村の良さを伝えるために一日一日を大切に過ごしていきたい」などと抱負を語った。

 28期生は、村上加奈さん(23)=千葉県市川市出身、吉村菜々子さん(22)=宮城県亘理町出身、岡井理恵さん(43)=大阪市出身、高橋知子さん(38)=広島県福山市出身。新型コロナウイルス感染予防のため入村から1週間以上、体調管理などの対策を取った。来年3月まで村内で住民と交流しながら生活し、からむし織の一連の工程を学ぶ。

 初日は4人がからむし会館でのオリエンテーションに臨み、伝統織物の上布の原料となるカラムシや山村での生活に興味を持ったことなどを話した。村役場では舟木幸一村長が「季節の移ろいをカラムシとともに体感してほしい」と入村を歓迎した。今後は糸作りの作業に入り、順次からむし焼、からむし引き、畑作業などを体験する。