縄文生活に思い 南相馬・鷺内遺跡3000年前のクルミ籠 特別展示

 
展示されたクルミの入った籠に見入る子ども

 南相馬市博物館は15日、同市鹿島区寺内の鷺内(さぎうち)遺跡で見つかったクルミの詰まった籠の特別展示「鷺内遺跡3000年前のクルミかご」を始めた。展示期間は6月13日までを予定している。

 県立相馬支援学校建設に伴い、発掘された縄文時代後晩期の籠やざる、土器などを展示している。クルミが数百個詰まった状態で出土した籠や復元した状態の籠など、当時の縄文人の生活がうかがえる貴重な史料が並んでいる。

 市博物館によると、通常だと籠やざるは腐ってしまうことが多く、保存状態が良好なまま残るのは全国的にも珍しいという。出土したクルミ籠などは2018(平成30)年に一般公開された後、保存処理が行われていた。今回、処理が完了したことから展示を企画した。

 観覧は無料。開館時間は午前9時~午後4時45分(最終入館は同4時)。月曜日休館。新型コロナウイルス感染症の影響で開催期間が変更になる可能性がある。

 問い合わせは市博物館(電話0244・23・6421)へ。