「福島わらじまつり」開催へ 8月6~8日、踊りは6月方向性

 
翌年のまつりの盛況を願いながら行われた、福島わらじまつり実行委員会による昨年のわらじ奉納の様子=2020年8月9日、福島市・羽黒神社

 県都の夏の風物詩「福島わらじまつり」の実行委員会は17日、書面による総会で8月6~8日にまつりを開催する方針を決めた。新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、福島市の中心市街地で展開する「わらじおどり」などの開催方法は6月上旬ごろに方向性を決める。

 実行委の小河日出男委員長(76)は「8月までにワクチン接種が進み、状況が好転することを祈る。『当たり前の風景』が戻ってきたことを福島から発信したい」と開催に踏み切る理由を説明した。感染拡大が続いている状況も想定し、まつりで担がれる大わらじの展示や太鼓演奏での盛り上げ、マスク着用での踊りの披露などを検討する。

 わらじまつりは市内の信夫山にある羽黒神社に日本一の大わらじを奉納する「信夫三山暁まいり」にちなみ、1970(昭和45)年に始まった夏祭り。昨年は新型コロナの影響で初の中止となり、代替措置として大わらじの展示や疫病退散祈願の神事が行われた。

 前回の2019年には、半世紀の節目に合わせて刷新され、同市ゆかりの音楽家大友良英さんの総合プロデュースによる「新生わらじおどり」が披露された。