営農支援「速やかに対応」 内堀知事、農作物の凍霜害視察

 
凍霜害の状況を確認する内堀知事(左)

 内堀雅雄知事は17日、県内各地で甚大な被害が出た農作物の凍霜害の現場調査を行った。調査後、報道陣に「技術、金融、財政の三つの支援をしっかり行う。速やかに対応策を決める」と述べ、農家への支援策の構築を急ぐ考えを示した。

 内堀知事は桑折、国見、福島の3市町でモモやナシの被害状況を確認。「甚大な被害だ。農家の皆さんが生産意欲をしっかりと持って営農継続できるようサポートしていきたい」と述べた。県は支援策として、樹勢回復のための肥料購入補助や経営安定のための資金融通、防霜ファンなど防霜対策資材の導入補助などを検討している。

 4月中旬の冷え込みを受けた凍霜害は、中通りと会津地方の15市町村に及んだ。農作物の被害額(速報値)は10億円を超え、記録の残る1980(昭和55)年以降で過去2番目に多く、特にモモやナシなど果樹が大きな被害を受けている。県は今週中にも被害の全容をまとめる方針で、支援策も検討を進める。