「なりすまし詐欺防げ」二本松地区防犯協、電話録音機無償貸し出し

 
三保市長(左から2人目)から録音機を受ける大内さん夫妻

二本松地区防犯協会連合会は「なりすまし詐欺」の被害防止を図ろうと、電話の通話を自動録音する録音機を二本松市民に無償で貸し出す。

 同市では昨年、市職員や金融機関などを名乗り「口座番号を教えてほしい」などと要求する不審電話が相次ぎ、現金をだまし取られる被害も発生した。

 2015(平成27)年に撃退装置の貸し出しを行ったが、不審電話が後を絶たないことから、市の助成を受けて録音機50台を購入した。録音機は電話が着信すると、防犯のために会話の内容を自動録音する旨の音声が相手に流れ、通話内容を録音する機能がある。電話機と回線の間にコードでつなぐことで利用できる。

 貸し出し式が13日、二本松署で行われた。会長の三保恵一市長が同市成田町の大内修仁さん(81)に録音機を手渡した。大内さんは妻のタミさん(81)と2人暮らし。電話に出るとすぐに切られる電話がかかってくるとして「詐欺に遭わないか、不安。録音機で安心して暮らせれば」と話した。大河内秀崇署長が立ち会った。

 録音機の問い合わせは同署生活安全課(電話0243・23・1212)へ。