鏡石で「田んぼアート」全国サミット 22年度、見ごろに合わせ

 
鏡石町で2019年に制作された田んぼアート「眠れる森の美女」。サミットには全国の田んぼアート関係者が集う

 鏡石町で来年度、全国の田んぼアート関係者らが情報交換する「全国田んぼアートサミット」の開催が予定されていることが18日、町などへの取材で分かった。町などによると、同サミットが本県で開かれるのは初めて。田んぼアートの見ごろに合わせ、夏ごろの開催を目指し調整が進んでいる。

 町によると、新型コロナウイルス感染症の拡大防止策を講じた上で、田んぼアートに取り組む全国の自治体・団体関係者の懇談や有識者を招いたシンポジウムなどを検討している。また、参加者による同町の田んぼアート作品の現地視察も予定している。

 同サミットは、田んぼアートに携わる関係者の情報交換や、観光資源としての田んぼアートの魅力発信などを目的に、2012(平成24)年度から全国の自治体で開かれている。19年度は静岡県菊川市で開かれ、田んぼアートに携わる25団体の関係者や地域住民ら延べ約500人が参加した。昨年度は新型コロナの影響で中止となったが、関係者によると、本年度は埼玉県越谷市と行田市で、感染症対策を講じて開催される予定。

 鏡石町は岩瀬農高や地元農業団体などと実行委を組織し、12年度から田んぼアートに取り組んできた。昨年度は新型コロナの感染拡大に伴い制作を自粛したが、本年度は童話をモチーフとして2年ぶりに、町内の田んぼに制作する予定。町の担当者は「全国の人が来るサミットに備え、本年度の制作で経験を積みたい」と話した。