福島県、1~4月の山岳遭難9人 登山最多4人、山菜取り2人

 

 県内の今年1~4月末の山岳遭難者は9人で、前年同期(6人)と比べて50%増加していることが18日、県警のまとめで分かった。本格的な登山シーズンを前に、県警は注意を呼び掛けている。

 県警総合運用指令課によると、入山の目的別では、登山が最多で4人。山菜採り(2人)、渓流釣り(1人)が続いた。年代別では60~70代が8割近くを占めている。増加の要因の一つに、昨年は新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が全国に出ていたことがあるとみられている。

 また、昨年一年間の死者・行方不明者(8人)のうち、山菜・きのこ採りが占める割合は75%。全遭難者(65人)に占める割合の34%より多い。

 同課は「軽装で山菜採りなどに夢中になっているうちに、山の奥に入り、戻れなくなってしまっているのではないか」と分析している。入山に当たり、県警は「入念な下調べをして、単独での行動を避けるなどしてほしい」としている。