赤べこ制作、同業者協力 若松・荒井工芸所、白河だるま総本舗

 
赤べこの魅力を全国に発信するため手を組んだ荒井さん(右)と渡辺さん

 疫病退散の縁起物として注目を集める会津地方の伝統工芸品「赤べこ」を全国に届けようと、同業仲間が手を組んだ。協力して生産を始めた荒井工芸所(会津若松市)の荒井政弘さん(45)と白河だるま総本舗(白河市)の渡辺高章さん(28)は「全国に元気を届けたい」と意欲を見せる。

 赤べこのネット販売も手掛ける荒井工芸所には、丑(うし)年ということもあり、全国各地から注文が相次ぐ。生産が追い付かない状況になりつつあることから、荒井工芸所が同じ縁起物を制作する白河だるま総本舗に生産の協力を依頼した。

 白河だるま制作が本業だが、渡辺さんは"オール福島"の気持ちで、コロナ禍で暗い日本に元気を届けたいと快諾。「本県の魅力を全国の人に知ってもらういい機会。昨年はアマビエがブームとなったが、今年は赤べこの年」と意気込む。

 荒井さんは「赤べこが切手のデザインになってから60年がたった。これを機に再ブレークしてほしい」と語り、心を込めた制作を進めている。荒井工芸所の赤べこ購入は公式サイト(https://warabi‐akabeko.com/)で。