新型コロナ、インド株検査整備へ 福島県、N501Y変異株41%

 

 県は、インドで感染が確認され世界各地に広がっている新型コロナウイルスの変異株について、県衛生研究所で検査できる体制を整える。インド株は県内で確認されている変異株(N501Y型、E484K型)とは別の変異を持っており、感染力が高まっている可能性が指摘されている。

 県が18日公表した県衛生研究所と中核市保健所で行った変異株の検査(13~16日)によると、抽出した29人の41.4%に当たる12人がN501Y型に感染していた。5月の累計検査数は141人で、うち79人がN501Y型の感染が確認されている。4月は割合が検査全体の25.6%だったが、5月(16日現在)は56.0%となっており、県は「全国と同じく(変異株が)増えつつある状況にある」としている。このほか民間検査機関による検査(13~16日)で23人のN501Y型の感染が確認された。

 県衛生研究所の検査ではE484K型も調べており、20人のうち12人がE484K型だった。N501Y型は6人で、2人が判定不能。